元通訳の水原一平被告(39)が手を染めたとされるインターネットを使ったギャンブル。なぜ人はギャンブルにのめりこんでしまうのか…。
ギャンブル依存症を経験し、現在は依存症を支援する施設で職員として働くミズキさん(33)は、その時の様子を語りました。
ギャンブル依存症を経験したミズキさん
「自分が歌舞伎町で客引きのアルバイトをしていたんですけども、そのかいわいではオンラインカジノを扱った店舗型のお店が結構いっぱいあって、自分もそこの先輩に誘われて行ったのが最初でした。(当時)21歳ですかね。1万円入れて10万円ぐらいバックがあったので、こんなに簡単に稼げるんだってびっくりしました」
1晩で最大100万円以上稼いだ日もあり、 あっという間にその魅力に取りつかれたといいます。しかし…。
ギャンブル依存症を経験したミズキさん
「1か月後にサラ金で初めてお金を借りて、それが多分30万円ぐらい借りましたかね。もう一日で何回もATMの往復をしてました」
オンラインカジノは、パチンコなどと比べて大きな違いがあるとミズキさんは言います。
ギャンブル依存症を経験したミズキさん
「(パチンコとは)賭けられる金額も違えば、バックする金額も違って、単純に興奮しましたね」
(Q、どれくらい最長いたことある?)
「48時間。寝ずにずっとし続けてましたね」
その後、借金で首が回らなくなり、ギャンブルをやめることを条件に、両親に借金を返済してもらったミズキさんでしたが…。
ギャンブル依存症を経験したミズキさん
「内心は辞める気はない。ウソはずっとついていましたね。親にももちろんバレないように、借金がバレないように生活をするし、『もうギャンブルやってないよね』っていう言葉には、『やってない』って言うし」
見かねた両親の勧めで奈良の施設に入所。借金は500万円まで膨れ上がり、最終的に自己破産しました。
大谷翔平選手にウソを重ねてギャンブルを続けた水原被告の姿は、当時の自分と重なる点があると言います。
ギャンブル依存症を経験したミズキさん
「水原さんの気持ちも、ちょっとわかる。共感できる部分がありますね。(隣に)スーパースターがいて、比較するものもいっぱいあったと思いますし、いろんな感情があったと思いますね。寂しさを埋めるためとか、対人関係の中で本来の自分が出せない人とか、そういった人はハマりやすいのかなと。自分がそうだったから」
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